がんカフェ

がんカフェ〜がん患者サポーターを目指す人のためのセミナー〜

まちなかカフェ・がん相談室は、がん患者さんやご家族が、医療現場を離れて悩みやニーズを共に分かち合う場、ピア・サポートの場として2013年から活動をはじめました。がん専門の医療者が個別にご相談をお受けすることもありますが、活動を続けるにあたり大切にしているのは、参加者と支援者双方にとって安心な場を守り、つくりあげていくことです。

しかし、参加者が病いの経験を語ったり聞いたりすることには不安や傷つきが伴うこともあります。そこで、本セミナーではハワイで提唱された対話におけるセーフティの考え方と手法、日本での実践例をご紹介した後、参加型の対話ワークを通して、共にセーフティ「安全・安心」について考えます。

2025年12月13日(土)13:30〜16:30 (受付13:00〜)

テーマ:対話におけるセーフティとは

会 場:神戸市男女共同参画センター あすてっぷKOBE セミナー室3

参加費:無料  

定 員:30名(要申し込み)

対 象:がん患者のサポート(ピア含む)に関わっている人、

    これから関わりたいと思っている人

講 師:松川えりさん(第2の患者会すろーす 副代表 / カフェフィロ正会員)

主 催:ウェル・リビングを考える会(まちなかカフェ・がん相談室)

申 込:お名前、ご住所を明記しcafe_well_living@yahoo.co.jp


(1)レクチャー

ハワイのSCoIから学ぶセーフティ

(2)ワーク①

全体でセーフティついての対話

(3)ワーク②

グループで対話を掘り下げてみる

(4)感想ふりかえり


SCoI(Safe Community of Inquiry)とは

ハワイで子どもとの哲学対話に取り組むトーマス・ジャクソン教授(ハワイ大学)が提唱した対話の考え方。

参加者同士が互いのセーフティ(safety)に配慮し、ケアし合えるコミュニティづくりを重視するのが特徴で、その手法が、日本のピア・サポート、支援職や医療職の研修にも取り入れられています。


講師/ 松川えりさん

哲学プラクティショナー、福祉施設や病院、子育てスペース、公民館、喫茶店、学校など

で対話づくりを実践する。

カフェフィロ正会員 / 第2の患者会すろーす 副代表

がん相談室

まちなかのカフェで、がん患者さんやご家族を対象にがん相談室を開いています。がん患者さんやご家族が医療の場を離れて悩みやニーズを共に分かち合う場、ピアサポートの場です。がん専門の看護師やがん医療に関わる専門家が参加してご相談をお受けしています。ただし、治療に関する具体的なご相談はお受けしておりません。今、何を考えなくてはならないか、どのような情報が必要化などの情報提供に限らせていただきます。